ボトックス失敗談&おすすめの薬剤について
皆さん、こんにちは!韓国在住9年目のKIYOLAです。
シワを目立たなくしてくれたり体を細く見せてくれたりと、女性にとって嬉しい効果がたくさんあるボトックス。
以前に比べてお値段も下がってきているので気軽に行える美容施術の一つとなりましたよね。
最近シワが気になるし、みんなやってるから私も韓国行ったらボトックス打ってみたいなぁ!
でも種類も多すぎるし値段もピンキリでどれを選んだらいいのか分からない・・・。
と悩まれていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
私は数年前に初めてボトックスを打ったのですが、あまり知識がない状態でボトックスを打ってしまい、実は今はボトックスが打てなくなってしまいました。
打てなくなったというよりも、正確には打っても効果が全く出ない体になってしまいました。
ちゃんと調べずに打ってしまったことを本当に後悔しています
そこで、みなさんには同じ失敗を絶対にしてほしくないと思い、本日は私の失敗談とおすすめのボトックス2種類をご紹介します。
韓国でボトックスを打とうと考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは本題に進みます。
ボトックス 失敗例
周期を守らなかった
私は初めてボトックスを打ったのが2年ほど前になるのですが、その時は韓国産のお安い薬品
5部位(目尻・目の下・眉間・鼻根・額)で5万ウォン(日本円で5,000円)という破格の製品を打ちました。
初めて体内にボツリヌス毒素を入れたということもあり、本当に驚くほど効果を実感しました。
どんなに笑ったり怒ったりコロコロ表情を変えても顔に余計なシワができなくなり
あんなに気になっていたシワがこんなに目立たなくなるんだ〜!!
と心の底から感動したのを覚えています。
ですがボトックスを打ってから1ヶ月後くらいから、だんだんとボトックスの効果が薄れ
顔に力を入れるとシワができるようになってしまいました。
顔にボトックスを打つ場合は、打った日から次のボトックスを打つまで最低でも3ヶ月以上、
ふくらはぎや僧帽筋などの広い範囲に打つ場合は半年〜1年時間を置くのが鉄則ですが
一度シワがないツルンとした顔を経験した私は、自分の顔にまたシワができているのを見るのが耐えられず
3ヶ月待たずに別のクリニックでボトックスを打ってしまったのです。そんなことを繰り返し数ヶ月・・・
結果、私の体にはボツリヌス毒素に対する抗体が作られてしまい
ついにボトックスを打っても効果が全く得られない体になってしまいました。
いわゆる耐性というものです。
複合タンパク質が含まれるボトックスを打ち続けてしまった
先ほどの耐性のお話になりますが、ボトックスというのはボツリヌストキシンという毒素を顔や体内に注入し筋肉の動きを弱めるものですが
お値段がお安いボトックスには複合タンパク質や不純物が含まれています。
メーカーによってその濃度は変わりますが複合タンパク質が含まれたボトックスを体内に注入すると、体がその毒素から体を守ろうとして抗体を作ります。
実はいちど抗体ができてしまうと、いくら毒素を注入して筋肉の動きを止めようとしても効果が弱くなる、または全くなくなってしまうのです。
周期を守り複合タンパク質が取り除かれたボトックスを最初から打っていれば、耐性ができることもなく今でもボトックスが打てていたのに・・・。
安い値段に釣られ安易に何度も打ってしまった私・・・。時間が戻せるならボトックスは絶対に値段では選ばないです。
一度でも耐性ができてしまったらもう二度とボトックスは打てないの?
結論から先にお伝えすると・・・
一度耐性ができてしまっても、数年後にまたボトックスが打てるようになります。
- 以前よりボトックスの効果の持続時間が短くなった
- 同じ効果を得るために注入量を増やさなければいけなくなった
このような症状が見られる方はもしかしたらボトックスの耐性ができてしまっている可能性があります。
ですが今では耐性ができボトックスを打っても全く効果が無くなってしまった私のような方でも、実は再びボトックスを打つことができます。
どういうことかと言うと、体内にできてしまった抗体は時間が経過するとともに徐々に消えていくことが分かっていますので、人によってスピードはそれぞれですが
ボトックスを全く受けない状態で約2年ほど経過してから、複合タンパク質の含まれていないボトックスを打ち様子を見るというのが理想的とのことです。
ただしこれは個人差が大きく、耐性ができてからそれが2年後に消える方もいらっしゃれば、4〜5年経過しても無くならない方もいらっしゃるので、後悔しないためにも最初から耐性ができにくいボトックスを選ばれることをお勧めします。
耐性ができにくいおすすめボトックスはこちら!
ドイツ製 メルツ社 商標名:ゼオミン(ZEOMIN®︎)
ゼオミンは最近韓国で非常に人気が高く、美容皮膚科や整形外科医院では必ずと言っていいほど取り扱いがある製品です。
カウンセリングでもこちらの製品をおすすめされることが多いです。
複合タンパク質がほとんど含まれていないので抗体ができる確率がとても低く、長いあいだ定期的にボトックスを受け続けていきたい人におすすめです。
耐性発生率はグッと下がりますがお値段は少々お高めです。
ドイツ製のゼオミンは、含有たんぱく質の量が、アラガン社製と比べ、約1/8になっていて、抗体が発生するリスクがより少ないお薬です。また、ゼオミンは常温のお薬なので、高熱にさらされても薬効が下がることがほとんどないことがわかっています。一方ボトックスは冷凍のお薬の為、注射直後にサウナやホットヨガを受けると、効果が下がったり、持続期間が短くなるのは有名な話しです。
赤坂ビューティークリニック https://www.akasaka-bc.jp/xeomin より引用
韓国製 メディトックス社 商標名:コアトクス(CORETOX®︎)
ゼオミンのように複合タンパク質を取り除いた製品で、耐性ができにくいボトックスです。
ドイツ製のゼオミンは人気がありますがお値段が少々高いこともあり、定期的に施術を受けるのが経済的に負担だと感じる方がいます。
ですが韓国製コアトクスは耐性の心配と共に経済的な負担まで減らしてくれるボトックスです。
私は以前コアトクスを日本の大手美容クリニックで打ったことがあるのですが、効果は約3ヶ月ほど持続しました。お値段も高すぎないのに耐性ができないという点でおすすめです。
次世代のボツリヌス・トキシンであるコアトックス®(CORETOX®)は、笑いジワやお顔を大きくみせるエラの改善に効果が期待できます。
従来のボツリヌス・トキシンよりも耐性がつきづらく、注入を継続しても効果が落ちづらいという特徴があります。
また、薬物反応などを極力抑制した安定剤を使っているため、アレルギー反応のリスクも軽くなっています。
品川スキンクリニック https://shinagawa-skin.com/menu/petit_coretox/ より引用
まとめ・個人的感想
いかがでしたか?本日は私のボトックスの失敗談とおすすめのボトックス2種類をご紹介しました。
最近TikTokなどで格安のボトックスを打っている方たちをたくさんお見かけしますが、みなさんくれぐれもお値段だけで選ばず
自分に合った製剤、量、部位、クリニック、ドクターを選んでくださいね!
私も体にできてしまった抗体が数年後なくなったら、次は複合タンパク質や不純物のないボトックスを打ちたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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